新酒鑑評会で金賞!小江戸鏡山酒造の大吟醸「斗瓶取り雫酒」とは?

「さけ武蔵」を原料に仕込んだ小江戸鏡山酒造の大吟醸「斗瓶取り雫酒」が平成30酒造年度全国新酒鑑評会で金賞を獲得しました。

「さけ武蔵」とは?大吟醸「斗瓶取り雫酒」とは?

「さけ武蔵」は埼玉県で開発された酒米です。

酒米とは、正式には酒造好適米と呼ばれ、日本酒を醸造する原料として使用されます。

有名な酒米として「山田錦」が挙げられます。全国一位の清酒生産量をほこる兵庫県を主な生産地とする酒米です。

実は、埼玉県のお酒でも、今までに新酒鑑評会で金賞を取ったことはあるのですが、それはこの「山田錦」という酒米を使っています。

今回の鏡山酒造の金賞がすごいのは、埼玉県の酒米「さけ武蔵」で初めて金賞を取ったからです。

実は埼玉県は酒どころとしてはあまり知られていないですが、全国でも有数の清酒生産量のある県です。

平成29年度の清酒製生数量 上位5県(国税庁統計年報より)

順位 都道府県 数量
1位 兵庫県 111,334kl
2位 京都府 70,928kl
3位 新潟県 34,639kl
4位 秋田県 16,154kl
5位 埼玉県 13,991kl

埼玉県にとって、オリジナルブランドの酒米での金賞獲得は酒どころとしての認知度向上のためにも、長年の悲願だったといえるのではないかと思います。

さて、言わずもがなのことと思いますが、「大吟醸」というのは、「特定名称酒」の一つです。「特定名称酒」には8つの種類があり(「吟醸酒」「大吟醸酒」「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「特別純米酒」「本醸造酒」「特別本醸造酒」)、そのうちの一つということですね。

清酒は、「普通酒」と、上記の「特定名称酒」に分かれ、その中でも「大吟醸」はハイクラスのお酒といってよいと思います。

「大吟醸」の特徴としてよくいわれるのは、「香り高くすっきりとした酒質」「フルーティー」「華やか」「きれい」などであり、有名なものでは「一ノ蔵 大吟醸」が挙げられます。

「斗瓶取り雫酒」(とびんどりしずくざけ)の 「斗瓶取り」 とは、お酒の抽出方法のことで、「斗瓶」と呼ばれる容器で少しずつ集めるやり方のことをいいます。この方法でとれるお酒は少量なので高級酒などによく用いられます。

「斗瓶取り」の味わいとして、抽出時に余分な成分が押し出されることがないため、華やかな香りや繊細な味わいになるといわれています。


鏡山 大吟醸 斗瓶取り雫酒 の 入手方法、味は?

金賞獲得ということで、早速購入して飲んでみようと思い立ちました。

川越市産業観光館の小江戸蔵里の、「ききざけ処昭和蔵」に行って聞いてみると、それは「おみやげ処明治蔵」の方に置いてあると言われ、そちらへ。

確かに置いてありましたが、一升瓶で10,800円。高い。

四合瓶(720ml)はないですかと聞いてみると、翌月にならないと入らないと言われました。

百貨店の丸広に問い合わせると、こちらも四合瓶は入荷待ちですとのこと。

じゃあ、入荷されたら連絡くださいと伝え、二日後に入荷の連絡があり、購入しました。

5,400円。

グラスに注いで、一口。

口当たりは柔らかく、甘く円やかな味わいです。

ぐいぐいと飲めますが、自分が弱いせいもあって早速酔っ払ってしまいました。

お値段は張りますが、それに見合った飲み心地でした。


実は、お酒のことは全く分からずに書いてしまいました。

正直「大吟醸」とか言われてもよくわかりません。

それでも川越のことなので、応援したい気持ちで書かせてもらいました。

埼玉県が隠れた酒どころというのはもちろん知りませんでしたが、兵庫県がぶっちぎりでトップというのも恥ずかしながら知りませんでした。

居酒屋で出される日本酒は、名前も違いもよくわからず覚えられもせず、漫然と飲んでいましたが、もしお品書きに「鏡山」がある際はこれを頼もうと思います。



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